オリンピックでレジェンド葛西は緊張に負けた。

平昌オリンピックで、
スキージャンプのレジェンド葛西選手は、

「今回は緊張に負けた。」と語っていました。

今回のブログは、

トップアスリートでも感じる「緊張」について

まとめています。

緊張をコントロールする方法 4選

⑴緊張の仕組みを理解 

⑵緊張を感じた時の呼吸法

⑶緊張の時はガッツポーズ!?

⑷不安からくる緊張を紙に書き出す

緊張をコントロールできるようになると・・・

① 試合で自分の力が最大限 100%発揮
② 緊張から解き離れてスポーツを心から楽しめる
③ チームメイトに教えられて、チームの底力アップ
④ 緊張の舞台でも、力が発揮できることは一生使える
(受験 テスト 試合 プレゼン 会議 商談 コミニュケーション)

緊張って研究されているの?

緊張とパフォーマンスの影響の研究も進んでいます。

とあるスポーツ大学の研究では、

緊張による心拍数上昇は、良いパフォーマンスを発揮するのにある程度は必要だが、

それが過度になるとパフォーマンスを阻害する

という結果が出ています。

また、過度な緊張が選手自身の負担となり、

うつ病の発症などもリスクとして考えれれます。

バレーボール日本代表の大山加奈選手が、

うつ病をだったことを公表されていました。

重圧や緊張が選手の大きな負担になっていることは間違いありません。

では、具体的になにをしたらいいの?

ステップごとに解説しますので、

ぜひ最後まで読んでくださいね。

⑴緊張の仕組みを理解 

緊張は仕組みを理解すれば、まったく怖くありません。

緊張は、体の反応のことをいいます。

プレッシャーは、心の反応のことをいいます。

つまり!

⑴不安やストレスを感じたときに(プレッシャー)

⑵心拍数の上昇(ドクドク)や体温の上昇(汗をかく)という体の反応がでます。

という流れです。

そのため、

(1) 不安やストレスを小さくする方法と

(2) 緊張が体の反応として出てきたとき

2つのアプローチで考えます。

大前提、体を動かすスポーツにおいては、ある程度の緊張は必要です。

試合直前までソファーでゴロゴロしながら、さぁいきなり試合って言うのは難しいですよね?

そして、なぜ人は緊張するのでしょうか!?

それは、サルの時代の名残であると言われています。

自然界に生きるサルはライオンなどの敵としばしば遭遇します。

その時には身を守るために、やらなければならないことがあります。

1)木や岩に上って逃げる = 手足に汗を湿らせる(人:汗をかく)

2)すぐに動ける状態にする = 心臓から全身に血液を送る(人:心臓バクバク)

3)攻撃から身を守る = 心臓を守るために身体を縮める(人:筋肉の硬直)

4)襲われる前に逃げる = その場から離れる(人:落ち着かない)

5)敵を威嚇するために大きく見せる = 毛を逆毛だてる(人:鳥肌が立つ)

⑵ 緊張を感じた時の呼吸法

1.3回深呼吸をする(腹式呼吸)

2.息を吸った状態で呼吸を止める

3.呼吸を止めたと同時に体全身に力を入れる(5秒程度)

4.その後一気に解放し、これを2~3回繰り返す

⑶緊張の時はガッツポーズ!?

あなたは、緊張を感じた時のポーズは決めていますか?

今、試しにガッツポーズをやってみてください。

それだけで気が引き締まり、「よし!やろう」という気持ちになってくるはずです。

力をこめてこぶしを握りしめてみてください、なぜか「やるぞ!」という気持ちがわいてきます。

これは、人生今までの経験と思い込みで心が動くのです。

試合で活躍した瞬間のガッツポーズ、テレビで選手が得点してガッツポーズをしている、

そんな状況を何度も何度も経験して、条件付けされているのです。

では、緊張したとき心を落ち着けるポーズは何がいいでしょうか?

「手を胸にあてる」「両手を握り合わせる」「額に手を当てる」などなど

自分好みで設定して構いません。

その決めたポーズを自分のものにしましょう。

ポーズを決めて、そのポーズをすると自動的に心が切り替わるように訓練しましょう。

「ポーズをとって」→「リラックスして、落ち着いた」イメージを訓練しましょう。

寝る前5回、練習中3回を実践してみましょう!

⑷不安からくる緊張を紙に書き出す

サポート選手の多くの方が、自分のコントロール外のことに不安を感じ

緊張をしてしまうケースが多くあります。

明日の試合、来週の本番、あなたが不安に思うことを

紙にすべて書き出してみてください。

そして、自分にとってコントロール内・外の事を整理し

コントロール外のことに×をつけていきましょう。

思った以上に、自分にとってコントロールできないことに

不安・緊張を感じていることに気が付きます。

相手、天気、観客、自分の調子などなど、、

シンプルに自分にとってコントロールできることに

全集中しましょう!

コントロール内・・・自分が直接影響できる範囲

コントロール外・・・あなたが関心を持つ全てのこと